妊娠2ヶ月5週-初めての妊娠!早速つわりが始まった
結婚したらすぐに子供が欲しいと思ってはいたのですが、まさか結婚後2ヶ月で授かるとは思ってもいなかったので、嬉しい反面、戸惑いもありました。
生理予定日の1週間後に、市販の妊娠検査薬で確認しました。
この時点で産婦人科に行っても、まだ妊娠の確定はできません。
産婦人科に行くのは、もうしばらく経ってからの方が良いです。
一応、夫と夫の母に報告。
義母は喜んでくれましたが、夫は実感が沸かないのか、あまり反応がありませんでした。
間もなく、つわりが始まりました。
いつも胸がムカムカしている感じで、スッキリしません。
でも、私のつわりは軽い方で、滅多に吐くことはなく、おなかが空くと吐き気を催す、いわゆる食べづわりだったので、いつも少量づつ何かを食べていれば、何とか大丈夫でした。
妊娠すると、味覚が変わるとよく言いますが、私は特に変わりませんでした。
梅干しが食べたいとも思いませんでしたし、苦手なものは苦手なままでした。
ただ、熱のこもった匂いだけは、つわりの期間中のみ、受け付けなくなってしまいました。
例えば、ご飯が炊けるときの匂いや、揚げ物の匂い、焼肉の匂い、などです。
つわりがあるときは、おなかの赤ちゃんもまだ不安定な時期なので、無理は禁物です。
お母さん自身もまだ、新しい命の存在に気づいていないことが多い時期でもあります。
つわりさえなければ、妊娠は楽しいものなのに・・・
なんて思ったこともありますが、おなかの赤ちゃんが、自分の存在を訴えようとしているから、つわりがあるんだ!つわりがあるのは、おなかの赤ちゃんが元気な証拠!
そう思えば、つわりの辛さも半減するかも知れませんね。
妊娠2ヶ月6週-初めて産婦人科を受診して、無事妊娠を確認
結婚前に不正出血で婦人科を受診したことはありましたが、産婦人科を受診するのは初めて。
婦人科とは違い、待合室にはおなかの大きなお母さんが何人もいました。
そんなお母さん達を見て、
いつか私のおなかもあんな風に大きくなるのかな?
そんなことを思いながら、待合室で待っていました。
名前を呼ばれて、いよいよ診察室へ。
通常の検診内容は、問診、尿検査・超音波検査・触診・内診ですが、この日に行われたのは、問診と超音波検査だけでした。
しかも、私が市販の妊娠検査薬を使ったと言ったら、尿検査も省略されました。
妊娠の検診は健康保険が適用されず、実費払いです。
尿検査を省いたのは、最近の市販の検査薬は性能が良いので信頼性が高いこともありますが、少しでも支払いが安くなるようにと、病院側の良心的な配慮もあったと思います。
ちなみに私の場合、1回の受診料は4,000円~5,000円でした。
超音波検査で、子宮外妊娠の心配はないことが判明。
子宮内に卵のような丸い影が見えただけで、まだ人の形はしていません。
まだ心音が確認できないため、2週間後に受診してください、とのことでした。
何はともあれ、まずは一安心です。
この時期の赤ちゃんは、まだ胎児ではなく、胎芽(たいが)と呼ばれています。
まさしく、命の芽なんですね。
妊娠3ヶ月8週-心音確認!プレママデビューと母子手帳
2度目の検診で、心音が無事確認されました!
いよいよ正真正銘?の妊婦さん、プレママデビューです。
看護師さんより、次回の検診までに母子手帳を交付してもらっておいてくださいね、とのこと。
特に問題がなかったので、検診は来月です。
臨月になるまで、順調なら月1回のペースで検診を受けることになります。
母子手帳を交付してもらって実感!
検診の帰り、早速市役所に足を運びました。
書類に必要事項を記入、捺印し、すぐに母子手帳が交付されました。
初めての母子手帳です。
私って妊婦なんだなぁ、お母さんになるんだなぁ、と、少しだけ実感がわいてきました。
母子手帳を産婦人科で使うのは、妊娠4ヶ月からです。
私のように、早めに検診を受けた人は、先生や看護師さんから交付してもらうように言われると思いますが、遅くとも3ヶ月の終わり頃までには、交付してもらうことをおすすめします。
交付してもらったら、ざっと目を通しておきましょう。
自分で記入しておく部分が結構あります。
母子手帳は、妊娠中のお母さんの体調の変化や、おなかの赤ちゃんの発育状態、産後のお母さんや赤ちゃんの体調の変化や発育状態を記入していく、大切なものです。
小学校に入学するまで、6歳までの成長記録も記入できるようになっています。
予防接種や保健所一覧表など、育児を行っていく上で、知っておくべきことも記載されています。
産前・産後とも大活躍の母子手帳。
お母さんと赤ちゃんの大切な絆の記録です。
妊娠4ヶ月13週-体重増加!原因はつわりによる食べすぎ
4ヶ月から上記のように、妊娠中の経過を母子手帳に記入してもらいます。
念のため、腹囲はウエストではありません。
ウエストはお腹周りの一番細い部分を測りますが、腹囲はおへそのあるラインを測ります。
なので、ウエストより少し大きいのが普通です。
いつもは低血圧な私ですが、血圧がいつもより高めでした。
緊張していたからなのか、それとも自動血圧計で測ったからなのか。
理由は定かではありませんが、正常範囲なので問題ありません。
貧血検査も行い、hb(ヘモグロビン)11.1と正常範囲で問題なし。
しかし、体重がちょっと増えすぎ、との注意を受けてしまいました。
たった2kg増で?と思うかも知れませんが、この頃のおなかの赤ちゃんの体重は約100gしかありません。
それなのに2㎏も増えたのは、つわりによる食べすぎが原因としか思えません。
食べづわりで、常に何かを食べていたのが良くなかったようです。
つわりとしては軽い方でしたが、それでも常にムカムカするあの不快感はつらいので、つい食べてしまうんですよね。
おなかの赤ちゃんが元気な証拠とはいえ、1日も早く治まって欲しいと思わずにはいられませんでした。
この頃になると、何となくおなかが膨らんできた感じがします。
でも、そう思うのは自分だけで、他の人はまだ妊婦であることを言わなければわからない程度です。
妊娠5ヶ月17週-痛くても乳首ケアはしておくべき!
今回初めて、乳房ケアを受けました。
母乳育児のための準備です。
看護婦さんが乳首をチェックしました。
私の乳首は硬く、伸びが悪いとのこと。
マッサージをして、柔らかくしておいてね、と言われました。
マッサージのやり方を教えてもらいましたが、これが痛い!
乳頭が短めのため、乳首を引っ張り出す乳頭吸引器を薦められて購入しました。
早速使ってみましたが、これも痛い!
この頃の私は母乳育児にあまり関心がなく、マッサージの重要性も認識していませんでした。
こんな痛い思いをしてマッサージしなくても何とかなるだろうと、ほとんどマッサージをしませんでした。
そのせいで、産後の母乳育児で苦労する羽目になりました・・・。
妊娠中にマッサージをしっかりやっておくと、乳首が柔らかく、伸びも良くなり、赤ちゃんが吸い付きやすくなります。
マッサージを怠ると、赤ちゃんが吸い付きにくい上、吸われるお母さんもかなり痛い思いをすることになります。
赤ちゃんの吸う力は思ったよりも強く、柔軟性に乏しい乳首だと、その力に耐え切れず、乳頭が切れてしまったりするのです。
これが本当に痛い!
マッサージの痛さなんてもんじゃありません。
そうならないためにも、ぜひマッサージをしておいてくださいね。
この日、初めて胎動を感じました。
初めてのことなので、胎動かどうなのかよくわかりませんでしたが、おなかの中からポコッとした感じがしたので、きっと胎動です。
妊娠6ヶ月21週-体調も良く妊婦生活を満喫できる時期
一番体調も良く、妊婦生活を満喫できる時期です。
この頃からなるべく車を使うことをやめ、買い物などもなるべく歩いて行くようにしました。
でも、無理をするとおなかが張るので、度々休憩を入れながらマイペースで歩いていました。
初めての母親学級
母親学級は、産婦人科や保健所で行われています。
基本的に無料ですが、産婦人科は事前に予約が必要かも知れませんので、確認しておくといいですよ。
6ヶ月検診の3日後、産婦人科の母親学級(前期)に参加しました。
主な内容は、
・妊娠前・中期の注意
・妊婦体操実技、乳房ケア
です。
同じ時期のお母さんが5・6人集まっていました。
具体的な内容は忘れてしまったのですが、7ヶ月の時期に従兄の結婚披露宴に招待されており、
場所が隣の県で、車で3時間以上かかるので、行っても良いか聞いてみようと思っていました。
しかし、妊娠中期で外国に旅行に行く妊婦さんの話が出て、順調なら外国旅行も問題ないとのこと。
聞くまでもなく、隣の県に行く程度なら問題ないようです。
そうは言っても、やはり無理は禁物。
この時期に旅行に行くなら、いつもよりも休憩を多く入れながら楽しみましょう。
今回の母親学級は前期で、もう一回後期もあったのですが、
私は里帰り出産をしたので、後期は受けませんでした。
妊娠6ヶ月22週-設備や環境は?里帰り先の産婦人科を初受診
里帰り出産を予定している方は、妊娠中期に一度里帰り先の産婦人科を受診しておくことをおすすめします。
産婦人科によって、設備や出産方法などが違うかも知れません。
自宅から通っていた産婦人科はラマーズ法でしたが、里帰り先の産婦人科はソフロロジー法でした。
そして母乳育児にとても力を入れており、全室個室です。
もちろん相部屋でも母乳育児は出来ますが、母子同室を希望するのなら、他のお母さん達に気兼ねしなくて良い個室がいいと思います。
ちなみに、私が母乳育児を真剣に考えるようになったのは、里帰り先の産婦人科の助産婦さんの話を聞いてからです。
初めて里帰り先の産婦人科に足を運んだときは、驚きました。
個人医院の産婦人科だからなのでしょうが、まるでホテルのような内装で、待合室や受付もフロントロビーのようです。
診察室の設備も充実しています。
自宅から通っていた産婦人科は総合病院だったので、余りの違いにびっくりしました。
と同時に、分娩・入院費が高いのでは…と不安になりましたが、ごく普通(約30万円)でした。
里帰り先の産婦人科の先生に、検診の結果、出産予定日が早まりそうだ、と言われました。
自宅から通っていた産婦人科の先生は、最終月経開始日から計算して、出産予定日を出していましたが、里帰り先の先生は、それにプラス、超音波検査での結果を元に約2週間も早い日を出産予定日に訂正しました。
出産予定日はあくまでも目安ですが、確実に早まる場合は、今回のように訂正することもあります。
自宅から通っていた産婦人科の先生も、予定日より少し早くなりそうだね、とは言っていましたが、2週間近くも早まるとは思いませんでした。
妊娠7ヶ月-定期健診と保健所の母親学級に参加
妊娠7ヶ月25週-定期健診
前回の検診より体重1㎏増。体調も良く順調です。
保健所の母親学級
母親学級は、産婦人科や保健所で行われています。
基本的に無料ですが、産婦人科は事前に予約が必要かも知れませんので、確認しておくといいですよ。
7ヶ月検診の4日後、保健所の母親学級に参加しました。
全4回だったのですが、4回目は寝過ごして参加できませんでした。
主な内容は、
第二回 妊婦体操 乳房の管理
第三回 お産の流れ、スムーズなお産のための呼吸法・補助動作
第四回 赤ちゃんのお世話(お風呂の入れ方実践など)
です。
会場は自宅から1km位のところだったので、いい散歩になるので歩いて行きました。
同じ時期のお母さんが、私を入れて3人でした。
全員、初めての妊娠・お産を控えているお母さんでした。
第一回では、簡単な自己紹介の後、保険婦さんより説明がありました。
第二回以降では、第一回の時に渡された小冊子を読みながら、お産について勉強して行きました。
私が実際に出産した時はソフロロジー式分娩法でしたが、ここではラーマズ式の呼吸法を勉強しました。
妊娠8ヶ月-妊娠中の体重増加はどのくらいが理想なの?
妊娠8ヶ月-29週の定期健診
7ヶ月検診の時と体重が変わりませんでした。
妊娠8ヶ月-31週の定期健診
妊娠8ヶ月から月2回の検診になります。
たった半月で、子宮底長が+2cm、腹囲が+2cm!
着々とおなかが大きくなって、すっかり妊婦の体型になりました。
体重は半月で+1kgです。
気になる体重増加の理想は?
妊娠中に体重が増えるのは当然のことですが、増えすぎても注意されてしまいます。
私は妊娠初期のつわりの時期に食べ過ぎで体重が増加してしまい、注意されました。
臨月時の理想的な体重増加は、妊娠前の体重によって多少変わります。
- やせ体型(BMI18.5未満)の人は、9~12kg
- 標準体型(BMIが18.5~25.0)の人は、7~12kg
- 肥満体型(BMIが25.0以上)の人は、個別対応
やせ・標準体型の人は12kgが上限ですが、肥満体型の人の上限はもっと低くなります。
私は標準体型だったので、上限10kgを目標にして体重の調整をしていました。
ちなみに、妊娠中期から末期の体重増加の理想は、
肥満体型の人は、個別対応
なので、29週から31週にかけて+1kgはOKということになります。
妊娠9ヶ月-里帰りした翌週にまさかの陣痛!?もう出産?
9ヶ月-34週の定期健診
里帰り当日に検診に行きました。
子宮底長が1㎝縮み、体重も前回より若干減りました。
おそらく医院が変わったからだと思います。
9ヶ月-35週にまさかの陣痛!?
ちょっと便秘気味でいきんだのが悪かったのか、おなかの張りが治まらないので医院に行きました。
すると、助産師さんに「これは陣痛かも!」と言われ、そのまま病院に残ることになりました。
夫に「今、陣痛っぽいのが来てる」と電話で話したら、予定よりかなり早かったので驚いていました。
しばらく様子を見て、このまま進んでお産になりそうになったら、また連絡することに。
その後、出産するにはまだ早すぎるとの判断で、張り止めの薬を飲んで落ち着き、その日の内に家に帰ることができました。
9ヶ月-36週の定期健診
先週は陣痛が始まりかけて焦りましたが、
先生の話によると、当初の出産予定日で考えたらまだ生まれるのは早すぎるが、
修正後の出産予定日で考えれば、もう陣痛が始まっても問題はない、とのことでした。
無理に止める必要もなかったようです。
妊娠10ヶ月-いよいよ臨月!妊娠週数が2週繰り上げ変更に
妊娠10ヶ月-37週から39週に変更
いよいよ臨月です。
正式に妊娠週数に訂正が入りました。
最初の予定日より二週間近く早まり、37週だったのが39週になりました。
妊娠10ヶ月40週-最後の定期健診
40週なので最後の検診ですが、次の検診時までに陣痛が来なければ入院して、陣痛促進剤を使っての出産となります。
妊娠10ヶ月41週-いよいよ入院
前駆陣痛は頻繁に起こるものの、本格的な陣痛は来ないまま入院となりました。
まさか、お産する前に入院するなんて思いもしませんでした。
午後から入院し、医院のマタニティヨガに参加しました。
そこで陣痛を促進するツボや体操をしてみたのですが、結局自然な陣痛はこないままでした。
明日は朝から陣痛促進剤を使うからね、と先生に言われました。
後はお産に備えてしっかり食べてよく寝るしかありません。
初めての出産に少しドキドキしながらも、その日の夜はのんびりと過ごしました。
初めての出産はこちら!
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