4年ぶりの妊娠!つわりと便秘で苦しんだ三人目の妊娠体験記

妊娠・出産・育児

三人目は匂いがダメなつわり!?

生理予定日前後から始まったつわり

今回は妊娠検査をする前からつわりが始まっていました。

いつも胸がムカムカしている感じでスッキリしない。
でも単なる胃もたれなんだろうと、さほど気にも留めず、胃腸薬を飲んだりしていましたが、予定日を過ぎても生理が来ない。

いつもは生理前に乳房が張った感じはあっても、乳首が痛いということはなかったのに、今回はなぜか痛い。

これはもしかして・・・と、念のために検査してみたら、何と妊娠!もうびっくりです。

妊娠は生理予定日の1週間後に市販の妊娠検査薬で確認しました。

この時点で産婦人科に行ってもまだ妊娠の確定はできませんが、正常妊娠か否かは超音波検査で確認できるので、早速産婦人科に行きました。

産婦人科に行く前に、夫と夫の母に報告。
義母は喜んでくれましたが、夫は予想外の妊娠にちょっと戸惑っている模様・・・とは言え、子どもは出来れば3人欲しいと思っていたので、問題なし!

何はともあれ、4年ぶりのマタニティ生活が始まりました。

一人目とは違うつわりに困惑

妊娠すると味覚が変わるとよく言いますが、一人目、二人目の時は特に変わりませんでした。

しかし、今回初めて味覚が変わったようです。
とにかくあっさりさっぱりしたものを口に入れたいと思うようになり、苦手だった梅干しが食べたいと思うようになり、大好きだったコーヒーがまずいと感じるようになりました。

一人目の時が食べづわりだったので、空腹になる前に何か食べていたら大丈夫だろうと、ちょこちょこと食べていました。
ちなみに、二人目はほとんどつわりはありませんでした。

常に吐き気はあるものの、嘔吐するまでには至らず、これで何とかなるだろうと思っていました。

しかし、何日か経過した後、食べる前よりも食べた後の方がムカムカが強いことに気がつきました。

もしかして、今回は食べづわりじゃないのかも知れない・・・と、ちょこちょこ食べるのをやめてみることにしました。
そうしたら、若干ですが吐き気が軽減されたのです。

そうか、食べない方がいいのか!

と、必要最低限以外の食物を口にしないで過ごすようになってから数日後。
空腹時に飲んだお茶が悪かったのか、嘔吐してしまいました。

空腹だったので、吐くものはお茶と胃液しかなく、苦いようなすっぱいような何とも不快なものを吐き出しました。
吐き終わると吐き気がなくなり、かなり楽になったものの、今度は胃痛に悩まされる羽目になってしまいました。

食べない方が楽なつわりであることはわかったものの、今度は一人目の時でもここまではなかったと思うほどの、匂いづわりであることが判明。

妊娠三ヶ月頃がつわりのピークでした。

とにかく匂いのするものがダメ

コーヒーの匂いはもちろん、味噌がダメ、醤油がダメ、焼肉や中華なんてとんでもない!
にんにくもダメ、ニラもダメ、ネギもダメ、キムチもダメ、魚や肉の焼ける匂いがダメ、タバコの匂いもダメ・・・。

ありとあらゆる匂いのするものが、一切ダメになってしまいました。
調味料で唯一大丈夫だったのが、塩でした。

気休めにテレビをつけても、画面に映るのは食べ物ばかり。
その映像を見て、余計気分が悪くなってしまったりもしました。

冬なのに温かい料理が辛い!

そして今回、何よりも悪かったのは、つわりの時期が冬だということです。
冬はとかく温かい食事が多く、この温かいものもダメで、鍋はもちろん、温かいうどんや炊きたてのご飯、味噌汁、煮物などもダメで、本当にどうしようもない状態。

こんな状態の私が口に出来たものは、コンビニのおにぎりでした。
なぜか海苔の風味は大丈夫だったし、塩味も大丈夫、ご飯も冷めているものであれば食べることが出来たので、コンビニのおにぎりはまさに打ってつけだったのです。

ちょっと調子が良い日は自分でおにぎりを作っておき、冷めてから食べていましたが、どうしようもない日はコンビニに買いに行っていました。

冷たいうどんやソーメンもよく食べていました。
さすがに塩で食べるわけにはいかないので、つゆで食べていました。
だしや醤油の風味が少し辛い時もありましたが、麺類は流し込めるので、食べることが出来たようです。

ひたすらおにぎりや麺類を食べる日が何日か続き、少し調子が良くなってきた頃、今度はなぜか海苔弁にはまってしまいました。

本当になぜか白身の魚フライが大丈夫になり、海苔とおかかと昆布の佃煮が乗っているご飯がおいしいと感じるようになり、度々食べていました。

この頃から、醤油やタルタルソースなど、調味料の一部が大丈夫になってきたようです。

今度は便秘で大変な思いをすることに!

つわりの時は、食べれるものを食べたいときに食べるという生活を送りがちなので、食生活は乱れ、リズムも乱れ、おまけに水分不足と運動不足も加わり、便秘になってしまいました。

妊娠したら、元々便秘しない人でも便秘になりやすくなります。

私は元々胃腸があまり丈夫な方ではなく、便秘と下痢を繰り返す体質ですが、今回の便秘はなかなか頑固で、牛乳を飲んだり、バナナを食べたり、芋など食物繊維の多い食品を食べてみたりしたものの、なかなか解消されません。

下痢も辛いけど便秘も辛い!

よく妊娠中の下痢は良くないといいますが、便秘も良くないということを、身をもって体験しました。

妊娠5ヶ月を過ぎた頃です。

数日経っても便意がないと、さすがにおなかが張ってきます。
食欲も落ちてきます。
便秘のせいでつわりが悪化することもありました。

そのくらいならまだ良いのですが、さらに便秘が続くと、今度はおなかが痛くなってきました。
食後しばらくすると、おへその上辺りから下腹部にかけておなかが張り裂けそうな、または締め付けられているようなキリキリとした痛みが襲ってきたのです。

きっと便秘のせいだろうと、しばらく横になっていると痛みは徐々に引いていったので、特に気にもかけず過ごしていました。
便秘が解消されるとその痛みは起こらなくなっていたからです。

その後も便秘になっては痛みが再発し、横になってしのぐ日々が続きました。

便秘で動けなくなるほどの激痛!

そんなある日、やはり便秘気味になっており、普通に昼食を摂った後、しばらくするといつもの腹痛がやってきました。
しばらくおとなしくしていればいいか、と様子を見ていたのですが、今度は痛みが引くどころかどんどん激しくなり、どうにもならない程の激痛が続いたのです。

たまたま実家に帰省していた時で、母や妹から「そんなに痛いのは普通じゃない、医者に行ったほうがいい」と、実家近くの産婦人科に行くことになりました。

結果、子宮の収縮による痛みだろうという診断が下されました。
内診で子宮内の映像を見た時、おなかの赤ちゃんが子宮いっぱいに入っているような印象を受けたのですが、子宮が収縮しているため、子宮が赤ちゃんの大きさまで小さくなっていたのです。
私も苦しかったけど、赤ちゃんも苦しかっただろうな・・・。

一番の原因は便秘ですが、それ以外にもストレスや疲れなども原因になるそうです。
まず浣腸をし、その後張り止めの点滴を打ち、様子をみることになりました。
張り止めの内服薬も2週間分出されました。

8ヶ月で腹囲90cm越え!

妊娠7ヶ月を過ぎた頃から、おなかの大きさが目立つようになってきました。

その大きさは、「妊婦さんらしくなったね」なんていう可愛いものではなく、
「もうすぐ生まれるの?」と言われる位の大きさ!

本当に大きい。
臨月と思われてもおかしくないほど大きい。
しかも、元々下がり気味のおなかなので、なおさら出産間近なおなかに見える。

体重は、妊娠前から6キロ程度しか増えていないと言うのに、なぜおなかがこんなにも大きくなるのだろう・・・。

上の子の臨月の時より大きい!?

そして妊娠8ヶ月を迎えた時、1人目、2人目の臨月の時の大きさを超えてしまいました。

90cmを超えた!
8ヶ月で臨月の時よりも大きいだなんて、度々息切れする訳だ・・・。

あまりの大きさに、義母が予定より早く生まれるのではないかと心配していました。

さすがに私も8ヶ月にして上の子達の臨月よりも大きくなったおなかに不安を感じ、次の検診の時にでも産婦人科の先生に聞いてみようと思っていた矢先、膣の奥がチクチクするような痛みを感じるようになったのです。

まさかのカンジダ膣炎に!

大した痛みではないものの、膣の奥に痛みを感じるのはおかしいので、次の検診を待たずに産婦人科を受診することにしました。

内診した結果、膣内にカンジダ菌がいることが判明!
カンジダと聞くと、外陰部が痒いというイメージがあるのですが、
特に痒みがあるわけでもなく、おりものに異常があったわけでもなく、全然自覚症状がなかったのです。
おそらく、膣の奥(子宮の入り口)にだけカンジダ菌がいたのでしょう。
自覚症状は軽い痛みだけでした。

処方された薬は飲み薬ではなく、膣内に入れるエンペシド錠という薬が一週間分出ました。
1日1回、就寝前に膣の奥に入れます。
初日は膣内に薬を入れること自体初めての事だったので、ちょっと緊張していたのか、奥までしっかりと入らず、翌朝下着が溶け出た薬で汚れてしまいました。
翌日からはちゃんと奥まで入り、下着を汚さないようにおりものシートを着けたので大丈夫でした。

以前のカンジダ膣炎の治療は、毎日膣内を洗浄しなければならなかったそうですが、今はこれだけで良いみたいです。

三人三様、妊娠中は色んなことが起こるものですね。

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