まさかの保育器治療で授乳が大変!?二人目の母乳育児体験記

母乳育児

産後初日から3日目-経産婦の余裕!でも母乳が出る気配がない?

産後初日

二人目の子も産後すぐに胸に乗せ、乳首を吸わせました。
最初の子のときより乳首の状態が良かったのでしょう、上手に吸い付いていました。

最初の子のときと違うのは、経産婦ならではの余裕でしょうか。
産後、興奮することもなく、普通に食事を取り、ぐっすり眠ることができました。

産後1日目

翌日、母乳育児開始です。
当然ながら、まだ母乳は出ません。

ただ乳首を吸わせるだけの授乳ですが、今度は柔らかく伸びの良い乳首なので、赤ちゃんも吸い付きやすいようです。まだ出ないお乳でも、一生懸命吸い付いていました。
上の子が頑張って吸ってくれたおかげでです。

最初の子のときは、会陰切開したため、産後は座るのも痛くて大変でしたが、今度は切らずに産むことができ、その痛みがないだけでも、かなり楽に感じました。

産後2日目

2日目になっても、母乳が出る気配はありません。
ただ乳首を吸わせるだけの授乳が続きます。

産後3日目

3日目になっても、まだ母乳が出る気配はありません。
以外なようですが、初産婦より経産婦の方が、母乳が出始めるのが遅いのです。

そのことを事前に聞いていたので、気にせずどんどん吸わせていました。

今度の赤ちゃんは最初からおっぱいを吸うのが上手で、吸う力も強いのですが、それが災いしたのか、乳頭の先が少し切れてしまったのです。

これが痛い!
だけど、今まで散々痛い思いをしてきたので、このくらいは大丈夫と、痛いのをガマンしながら、吸わせていました。

そうしたら、赤ちゃんがピタッと吸うのをやめてしまったのです。

「血の味がするから、吸わないのかな?」
と助産婦さんに言ったら、
「まだ母乳が出ないからじゃないかな?」
と言われました。

赤ちゃんにしてみれば、それこそ乳頭が切れるほど一生懸命吸ったのに、ちっとも出ないおっぱいがイヤになってきていたようです。

そんな赤ちゃんをなだめながら、その内出るようになるさ、と気楽に思いながら、授乳を続けました。

余談ですが、乳頭が切れて痛いと、赤ちゃんに吸わせるのも恐怖になってしまいますが、薬を塗るより吸ってもらった方が傷の治りは早いですよ。

産後4日から退院まで-黄疸が強い!?保育器で紫外線治療

4日目、ようやくおっぱいが張り出しました。
さあ、これでいよいよ母乳を飲ませてあげられる!と思った矢先のことでした。

保育器に丸一日入って治療

5日目のことです。
「黄疸が強いので、1日保育器に入れて治療をしましょう」
と言われたのです。

ようやくおっぱいが張り出して、これから飲ませてあげられると思っていたのに、出来なくなってしまいました。

新生児黄疸は、丸1日保育器の中で全身に紫外線を浴びせて治療します。
その間、保育器から出すことができないので、直接母乳をあげることができないのです。

仕方がないので、さく乳して与えることになりました。
出始めたら、最初の子のときよりも出が良く、さく乳だけで30㏄近くしぼれたのを覚えています。

オムツ以外は何も身に着けない裸のまま、青白い光線が射す保育器の中で、紫外線にやられないために、両目に眼帯を貼られている我が子。
その姿を初めて目の当たりにしたときは、思わず涙がこぼれました。

約3時間おきに搾乳し、それにプラスしてミルクを与えていました。
この治療のときは、たくさん水分を摂らせなくてはならないため、通常ならミルクは足さないのですが、例外として飲ませていました。
経産婦のお母さんは通常5日で退院なのですが、黄疸治療のため1日伸ばすことにしました。

治療が終わり、1日ぶりの授乳に感動!

6日目の午後、ようやく保育器からで出て来た赤ちゃんに、1日ぶりにおっぱいを飲ませました。
この時ほど、おっぱいを飲んでもらえる幸せを実感したことはありません。

しかし、気になることが一つ。
赤ちゃんの顔の目の周りに赤い湿疹がポツポツと出来ていたのです。
そのことを看護婦さんに言ったら、
「治療中に目に貼っていた眼帯のせいかもね」
とのことだったので、しばらく様子をみることにしました。

そして、退院。
今回も里帰りしていたので、しばらく実家での生活です。

赤ちゃんのアトピー性皮膚炎 発症から完治までの治療奮闘記
生後5日目~3ヶ月健診までの様子生後5日目、保育器に入って黄疸治療二人目の子である娘が、生後5日目のこと。「黄疸が少し強いから、1日保育器に入れて治療しましょう」と言われ、青い紫外線の中、オムツだけの裸の姿で、紫外線にやられないように両目に...

コメント

タイトルとURLをコピーしました